プロローグ
100年以上、前の話である。
ザクロ群島。今まで、大きな事件も無く、周りからは世界一平和な島と言われていた。
だが、この平和は突然崩れていった。
一気に人が死んでいった。
色々な原因が考えられた。隣国の戦争の影響か…?新しいウイルスが入ったのか…?
その次代の最大の科学を活かして調べに調べ上げた…だが、解決には至らなかった。
そんな中。不老不死の薬が発明された。どんな病も浄化する。
これは、世界的な大ニュースとなった。
だが、その薬が発表された3日後…
薬は盗まれた。
そして、その研究所の所長である松谷 亮(まつたに あきら)が殺害された。
強盗による犯行と見られた。だが、セキュリティは完璧だった…
…それから何年か経ち、その事件のことは忘れられていった。
だが、ある少年を除いては…
それから3年後。
この事件の後。ある噂がささやかれた。
「グレースケールの研究所に、不老不死の薬ができ、その薬を飲んだ人がいるらしい。」
その言葉を信じ、グレースケールを目指すものが数多く現われた。
生きたかった。いかなる犠牲も、全く関係ない。
ぺトラ・エクレミン。彼は凶悪な殺人犯だった。
事件の犯人と思われたが、アリバイは完璧だった。
その事件の日。彼は、緊急入院をし、3日間、意識不明で生死の境をさまよったのである。
…生死の境をさ迷った後。彼は、死と言う恐怖が抜けなかった。